当社は、我が国政府が定めたAI利用に関する法律及び指針等に基づき、当社事業で活用するAI技術に関し次のように指針を定めております。
AI技術の活用に関する行動指針
当社が制作するアニメーション等の映像作品に活用されるAI技術は、以下に定めた行動指針に基づき活用されております。
- AI開発者及びAI提供者との取引に際し、適正に開発されたAI技術であることを常にモニタリングし、環境変化等の情報をAI開発者及びAI提供者と共有し正常稼働の継続に努めます。
- AI技術の利用に先立って、あらかじめAI開発者やAI提供者が提供する学習済みモデルに関する情報を確認することで、著作権侵害とならぬよう努めます。
- 当社の制作スタッフが、生成AIに対して著作権侵害の恐れのあるデータ等の学習を行うことを厳しく禁止しております。
- AI技術の不適正な利用を生じさせないよう、従業員等に対して著作権制度の理解を確認するため定期的に社内勉強会を開催しております。
- 著作権侵害を生じさせない適正な方法でAI技術を利用できるよう、AI技術の利用に関する内部的ルールの策定等、著作権侵害に対する適切な予防措置を講じております。また、仮に生成AIの利用により著作権侵害が生じた場合に講じるべき対応についても、あらかじめ想定し対処方法を定めております。
- 生成 AIへの入力に伴う著作物の複製等についは、事前に権利者の許諾を得るものとします。
- AI生成物については、その利用に先立って既存の著作物との「類似性」及び「依拠性」の双方について確認を行います。
- AIの生成に用いたプロンプト等、生成物の生成過程(トレーサビリティ)を確認可能な状態にしておくようデータを保存します。
- AI技術の進歩により様々な課題や混乱が、今後更に生じることが予想されます。当社は、情報収集に努め、当社の作品が適正に制作されるよう常に行動指針の見直し及びその遵守に努めます。
(2024年8月20日制定)